私には92歳の祖母がいます。(75歳以上で後期高齢者対象)
体調を崩し約2年ほど前に入院となりました。
それでも2年間何とか生きてくれています。
当然ですが、その間の入院費、食事代、その他おむつ代と料金が発生します。
入院費、食事代については自治体からの(市役所)補助制度があります。
今回の場合は、祖母の年収(所得)に応じて補助金の金額が変わってきます。
パンフレット(役場に行けばもらえます)

自治体からの補助について入院費については、以前役場に申請し補助金を受けとっていました。
しかしながら食事代については補助が出るシステムを知りませんでした。

そのため約2年にわたり自治体からの補助は無しで病院へ支払いしておりました。
このたび、食事代についても補助があると知り、市役所に申請に行きました。
そこで後期高齢者医療限度額適用証
を発行してもらったのですが、
食事代の負担は後期高齢者医療限度額適用証
を発行した月分からの補助になると言われました。

入院を始めた2年前にさかのぼっては原則、一切食事代は帰ってこない!
金額にすると約300.000円ほどになります。
※市役所の担当者は、「そちら側が補助金を申請するのは権利であって、義務ではない。自治体は、補助をしてあげる権利はあっても、義務はない。」
そんな言い方あります!?
後日、別の担当者に相談しました。
なんと!過去分の食事代補助金は返還は原則不可ということで、可能性はあるらしいです!
※後期高齢者医療制度での食費返還請求は過去2年間分が限度
担当者で言うこと違うって・・・・・
そこで、過去2年間の補助金の返還を市役所に申請しました。
さらに後期高齢者医療限度額適用証を発行し、3ヶ月経過後でも入院をしているのなら、さらに食事代の補助額が増えます。
その時は、また申請が必要です。
約1ヵ月後市役所から連絡が付きました。
未支払い。(支払いは不可)

やはり、30万円なんて返ってこないか・・・
そうこうしてると「岡山県後期高齢者医療広域連合」からも、改めて通知がきました。
※岡山県後期高齢者医療広域連合・・・後期高齢者医療に伴う最終判断機関みたいなもの。

やはり、 「支払いは不可」
過去に遡った返還は不可能ですという通知でした。
私はこれに対して不服申し立て行います。
※原則というのは、後期高齢者医療限度額適用証の該当者が独居などの事由により、制度を知り得ることが不能であったなどならば原則からはずれる。
未支払いの結果に対し、不腹申し立てが可能になります。
(不服申し立ては、法律、条例で定められた正規の権利です。)
つづく・・・
おわりに
損をしているという考えではありませんが、この国は、知っていれば負担が軽くて済むことが多くあります。逆に知らなければ誰も教えてくれません。
市役所側は、「補助に関するハガキを送っています。」としか言いません。
制度を知らないのは当人のせいというスタンスです。
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